たかがオイル交換されどオイル交換。
ミッドシップ・ドライサンプエンジンのオイル交換
ドライサンプエンジンのオイル交換
先日ご依頼頂いたランボルギーニ アヴェンタドール SVJとアウディR8 Plusのオイル交換。
いずれのエンジンもミッドシップのドライサンプ方式です。
一般的なエンジンはウエットサンプ方式です。ポンプでエンジン上部にオイルを送り
重力によって自然に落ちてきたオイルがオイルパンに溜まり上部へ送り出すという感じです。
レーシングカー等でも採用されているドライサンプ方式はエンジン内のオイルを全てポンプで行います。
回収ポンプでオイルをリザーバータンクへ集めてポンプでエンジン隅々まで送ります。
オイルパンのオイルよりもリザーバータンクで供給する方が安定していますがコストがかかります。
ウエットサンプ方式のオイルパンではコーナーなど激しいGの影響によって偏りが生じて
オイルポンプが空気を吸ってしまう可能性があり、たまにサーキット走行でコーナー出口で
白煙が上がるクルマがあります。
オイル交換時期やオイルのチョイス。
オイルの役割は様々ありますが端的には潤滑と冷却、金属摩耗を減らす事とスラッジ回収(吸着)でしょうか。
特に昨今の直噴エンジンのターボ車などはカーボンが溜まりやすくオイルが真っ黒になりやすく、
意外とオイルのライフは短いと言えます、さらに一般道や短い距離のくり返し、高速道路主体、
渋滞が多い、サーキット走行メインなど走り方によってオイルの銘柄やオイル交換時期は
大きく変わってきます。さらに油温管理なども非常に重要です。
大排気量車やターボ車は顕著で約3~5千キロでオイル&フィルター交換をする事で
エンジントラブルが起こりにくくなります。
サーキット走行をされる方は油温計でMAX120~130度を超えないように、
30分×2回程度でオイル交換がベストでしょう。
ランボルギーニアヴェンタドールやウラカン、フェラーリ全般、アウディR8、Porsche 911系は
ほぼ全てドライサンプ型エンジンでユーザー様の走り方によってオイル選定や
交換時期が変わってきますのでご相談ください!
もちろん、整備やチューニング、ワンオフパーツも製作も得意ですのでお任せください。
お問い合わせ
イガラシ自動車GT|茨城・結城市|こだわりの中古車のお問い合わせ・整備なら!
所在地
ストックヤード 茨城県結城市鹿窪411
サービス工場 茨城県 結城市結城6775-3| 認証工場
営業時間
11:00 ~ 18:00 現車確認は予約制となります
電話番号
090-8507-7978(不通だった場合は着信履歴へご連絡させて頂きます。)
メールアドレス
toiawase@select-gt-car.jp
定休日
日曜