LOTUS days!!
LOTUS elise&LOTUS exige v6の試乗。
せっかく最終LOTUS elise 111(S1)モデルと、初期LOTUS exige V6が同時期にガレージに
収まっていますので試乗してみました。
ロータスエリーゼの試乗は先日入庫したばかりのS1エリーゼです^^
・・・お問い合わせ頂いていますが、、まだ販売準備中となります。
エキシージは常連さんからファインチューニングやアライメント調整での入庫です。
テスト走行を兼ねて2台の年代也・・・エンジンの違い等が実際どうなのか??興味深いところ。
V6エキシージとS1エリーゼはまったく違う乗り物という声もあるようですが、
その辺りも気になる点かと思います。
さてLOTUS exige v6ですが、アライメントのオーダーで今回は3Dアライメント機で
2日ほどじっくり時間をかけて調整&試走します。この試走の際にどんなクルマかがわかるのでは、と。
お時間を頂ければじっくり脚周りを煮詰めます・・・
今回試乗するエキシージV6は一番スパルタンな乗り味の初期モデル。
エキシージはモデル末期になるに連れて、市場の声を反映し乗りやすくなりつつパワーアップしていきます。
一般道でエキシージ・・・構えていたせいか拍子抜けするほど乗りやすい、
というのがファーストインプレッション。車高調整などが入ったりしているにも関わらズ!
本当はもっと粗く尖った乗り味を想像していましたが、
もしやロングツーリングも苦じゃないかも??と思わせる、ある種のマイルド感と安定感があります。
ただし…アルミバスタブのLOTUSを運転するというフィルターがあるから、こう思うのであって、、、
ノンパワーの重ステをえいやッと切るだけで一般的なスポーツカーよりスパルタンで、
辛口である事が伝わってきます(速いかどうかはまた別です、たぶん)。
この車格でクルマ好きである程度”真っ当”な感覚の方ならケイマンや911カレラ、BMW Mモデル、
スープラなどを選ぶのかと思います。
走っている車内で冷静にエキシージからの振動や音を感じていると……
エキシージでも、やはりLOTUSは変態的な乗り物に変わりはないと気づきます。
エキシージV6は重くなりRRに近くなったとは言えまだ1200キロを切る車重。
若干リアヘビー感を感じるので、、この辺りはアライメントや車高、タイヤのチョイスで変わりそうです。
おそらくエキシージはサーキットなどが面白いかもしれません。
特に走行モードを長まわした時の『RACE』モードはかなりヤンチャです^^;;
一方入庫したS1エリーゼ111は750キロ(走行時の感じ)程か・・・
前回も書きましたがとにかくカルイ♪
さて、2002年最終版 S1 ロータス・エリーゼ111の試乗。
入庫時にテスト走行したエリーゼS1ですが、乗る度に他のクルマとの違いを明確に、
キッパリと伝えてくる感覚はある種のスーパーカーかもしれません。
今時のスーパーカーはパドルシフトで電子制御に守られたとても快適で安全な乗り物です。
速さや見栄えなどを考えなく、「車と一体となって走るピュアな快感」だけを思えばLOTUS Eliseは
現在入手できるスーパーカーの刺激や気持ちよさを遥かに超えるかも知れません@@
トニカク刺激成分だけで出来ている感じ。
エリーゼと同等な感じはケータハム7系やジネッタなどのアレです・・
今もってエリーゼが凄いのは路面のザラツキ感から舗装がアスファルトかコンクリートか、
どんな路面アンジュレーションなのかが素手でなぞるようにわかる事でしょうか。
とにかくドライバーへ伝えてくる情報量やその分解能がすごいのです。
これは日産GTRやポルシェ911GT3などでもS1エリーゼの領域には到底及びません。
もしかしたら不要な情報も伝えてくるような気がしてても、それが操縦しているリアル感につながっていたりしてます
普通のスポーツカーを想定して乗ると、エリーゼの振動や音はもはや騒音レベル(苦笑)で、
一般道でも格闘しているような気分になれる・・・格闘というより”スポーツ”ですね。
まったく飛ばしてないのにです。ある意味安全にスポーツできるのがS1エリーゼの世界。
エキシージV6はある程度の速度域に達してないとこうした感覚になりません。
エリーゼはクルマから刺激を受けるコスパがめちゃ高いスポーツカーの最右翼かも!!
似たような・・・という意味ではエキシージV6よりも先月まであった、
ABARTH 500 Assetto Corse(ワンメイク・レーシングカー)の乗り味に近いのか??
ギリ公道でもOK、みたいな感覚。
S1エリーゼ111はたった110馬力ほどのパワーしかありませんが、その息遣いや挙動情報などは
一般的なスポーツカーの何倍もあるので乗ると驚きますね。
たしかにサーキットなどを500馬力以上のパワーと電子制御満載のマシンで走らせる楽しみはあるけど、
公道の制限速度領域においてS1エリーゼのように煩いほどに五感へ訴えかけてくるちっこいマシンの愉しみ・・・
SDGS的な今の時代はもしかするとエリーゼ的なんじゃ?と思ったり。。。
生活の中での特別感とはこういうものなのかな?と。
とにかく運転している人間へこれでもかと「刺激」を浴びせてくるエリーゼS1はあたらめて凄い!
21世紀の宝物かもしれません・・・・・
昨今スポーツカーと言えど、法的規制などがあって、かなりマイルドになってきています。
そもそもこのS1エリーゼからエキシージのファイナルモデルまで使われたアルミバスタブモデルは廃止となり、
2022年から販売されたロータス・エミーラはより大きく、重くなり、マイルドになりました。
既存の小さく軽いボディでは欧州の通過騒音規制や自動ブレーキなどの運転補助装置の義務化(MTでも)規制などに
対応できないためボディが大きくなったようです。さらに数年後はモーターが搭載されるとか・・・・
脱線しますが、アルピーヌA110も上記の規制からあと2年程で生産中止になることが決定されています。
あのボディサイズでは自動ブレーキ系の機能が積載できないからそうです。
つい先日入庫した「Jack Knight mini」 4連キャブのようなクルマはエリーゼ同様、これから先の未来に
販売されることは99%ありません………………とても残念ですが
現在、最終S1ロータスエリーゼ111(2002年D車)をはじめ、
国内数十台しかないと思われるJack Knight miniなどの販売準備をすすめていますので
もうしばらくお待ちください!
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