GOLF7 RやGTIが、面白い秘密。
ゴルフ7|ボディ剛性&世界TOPクラスの衝突安全性能と、グランドツーリング。
僕らが一番あつかっているクルマが実はGOLF7です、そのワケは?
『スポーツカーやGTカーで大人を遊ぼう!』をテーマにUSEDカーを販売していますが、
一番多く扱っているクルマがファミリーカー的クルマのゴルフ!
が、しかしGOLFでも通常モデルではなく、ゴルフRやGTIと言ったスポーツモデルのみなのです。
まぁ、それでも普通のクルマでしょ?と思われるかもしれませんが、ゴルフ7の魅力の大きなところは
強靭なモノコックボディからくる振る舞いにあります。
・・・・すこぶる優秀で相当に剛性が高いクルマがGOLF RやGTIです。
ゴルフ7の剛性力はモノコック骨格に使われている「超高張力鋼鈑」を多用したことがミソ。
先の上の絵の赤と紫部分が「超高張力鋼板」部分になります。
なにやらロールケージ形状だと思いませんか?これが強靭なボディの秘密でしょう。
下の写真でもわかるように、フロント部やドアやシート下の横剛性(ねじれ含む)にも使用されています。
フレーム形状で効果的に剛性鋼板が使われています。
ゴルフ7の衝突安全性能は各国基準でもAランクを多数とり評価が非常に高いクルマです。
日本での評価は独立行政法人自動車事故対策機構が行った、自動車アセスメント(JNCAP)で、
輸入車で初めて5スターの最高評価を獲得したクルマでした。
① フルラップ前面衝突試験、② オフセット前面衝突試験、③ 側面衝突試験、④ 頚部保護性能試験、
⑤ 歩行者頭部保護性能試験、⑥ 歩行者脚部保護性能試験、⑦ シートベルトリマインダー試験など
一番最初の5スター獲得は・・・メルセデスやポルシェ、フェラーリではなく、VW GOLF7でした。
当時はレクサスなどよりも優秀な成績でその安全性能は群を抜いた存在でしたね。
乗っている人や歩行者を守るという意味ではスバル車と双璧でした。
そもそもクルマの剛性に大きな影響を及ぼすのは素材です。
通常はハイテン材という引張り強度が強い鋼材「高張力鋼材」をボディに使用していました。
その引張り強度は490MPa以上が一般的とされています。
ゴルフ7で多用された「超高張力鋼板」の引張り強度はなんと、980MPa以上です。
2倍以上の強度がある鋼材をロールケージ形状に組みあげているクルマがゴルフ7なんですね。
なかでも「ゴルフR」はVWの傘下企業であるポルシェが設計から味付け、
ニュルブルクリンクでのテスト走行を行っていたようです。
(自動車評論家の清水和夫氏がニュルブルクリンクでポルシェ社の技術スタッフが
GOLF 7Rのテストドライブやデータ取りをしていた様子をみていたようです)
・・・そのせいなのか、ゴルフRを運転すると991ターボSとかなり似た雰囲気を感じます。
製造時期が同じだし・・・・個体差はあるかと思いますが、実際に運転するとホントによく似てます。
硬質でガシッとしながらもしなやかに動く脚などは991ターボそっくり!
これは997ターボや996GT3とはちがうのです。2014年以降の991ターボSなんですよねw
FFモデルとなるゴルフ7 GTIになるとライトウェイトな軽めなテイストになります。
(911ターボだけでも4台、ゴルフはGTIを含め6台も”自腹”で乗り継いでいるのでほぼ、そうだと思います^^
クルマは自分で買って乗らないとホントのところは分かりません。
公道でのちょい乗りで2割ほどもわかるのかな?と思います。仮に借りたクルマでサーキットなどで
走行したとしても、たった1回では3割わかるか、どうか…..??
皆さんも自分で必死に選び買ったクルマはもっと奥が深い面白さがありますよね^^
とか思いつつ、個人的にGOLF 7 Rは自分で買って乗ったことはありませんがww
今後2年の間に入手するのは間違いないかと思います。
なぜならポルシェ社の最大株主、オーナーはVW社でそのフラグシップ車がゴルフRだから、という単純な理由です。
ちなみにAUDIもランボルギーニもVW社の傘下の企業です。
特にGOLF7 Rは大人がどんな場所へ乗って行っても悪目立ちせず、港区麻布台へデートで乗っていても
さりげない雰囲気。京都旅行へ行って、気軽に神戸にも足を伸ばせるでしょう。
991ターボSと同じく、サーキットを走った後に、日本海の寿司屋へ行くこともぜんぜんOKで苦ではない!
特にGOLF 7.5からは自動運転制御もさらに優秀になりましたのでA-B地点の移動もラク。。。
ポルシェとの唯一のちがいはGOLF GTIやRは狭い道でも、知らない道でもどんどん走っていけて
気軽に駐車できるところ。ポルシェで知らない道を走る時はほのわずかですが躊躇します・・・
ちなみに、ゴルフ乗りの知り合いはゴルフ7シリーズで筑波を1分1秒台、富士を1分57秒台で走り、
2日連続で各地のサーキットを転戦する遊びをしている大人もいます^^
クローズドコースを走らない普通のスーパーカーではほぼ太刀打ちできないタイムかもしれません・・・
確かにサーキットで速い911GT3系やマクラーレン、チューンドGTRではサーキットを走った直後に、
片道500キロ走って、ご飯を食べに行く往復1,000キロのグランドツーリングはキツいでしょう・・・
普通のクルマにしか見えないゴルフには、行動半径(好奇心)の自由度が
一気に拡がるので、日常の足枷から解放される不思議さがある気がします。
こうして思い返しても、やっぱりGOLF7 R>Iはとてもクレバーで、
したたかな真のGTカー(グランツーリズモ)。
大人の心を自由に羽ばたかせるマジックがしっかりあるのです!
衝突安全性能、ゴルフ7のモノコック・ボディが輸入車で初めて5スター獲得!!
新型ゴルフが新JNCAPで輸入車初の5スターを獲得 https://ignite.jp(掲載記事)
2014年5月31日
フォルクスワーゲン グループ ジャパンが昨年6月から輸入販売を開始したコンパクトハッチモデル「ゴルフ」。歴代モデル同様に、輸入車のスタンダードとして高い人気を得ている新型だが、昨年はついに輸入車初となる日本カー・オブ・ザ・イヤーの栄冠を勝ち取ったことは記憶に新しい。そんなゴルフがもうひとつ、安全面に置いても輸入車初となる偉業を打ち立てた。独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)が行った自動車アセスメント(JNCAP)での最高評価、5スターの獲得である。2011年の「新・安全性能総合評価」が導入されて以来、初の輸入モデルがこのゴルフなのだ。
golf_test_mJNCAPは、① フルラップ前面衝突試験、② オフセット前面衝突試験、③ 側面衝突試験、④ 頚部保護性能試験、⑤ 歩行者頭部保護性能試験、⑥ 歩行者脚部保護性能試験、⑦ シートベルトリマインダー試験など数多くの試験項目があり、さらに実際に市販されている車両を用いて試験されるなど、きわめて客観性の高い安全性能評価試験である。
今回、この厳しい試験を受けた新型「ゴルフ」は、上記①から⑦の7 つの試験項目のすべてで優秀な成績を記録。その中でも特に①の時速55キロでコンクリート壁に正面衝突させるフルフラップ前面衝突試験や②成人男性の脚部を模したダミーを時速40 キロで試験車両の前部に衝突させ、それにより生じる歩行者の脚部への損傷具合を評価する歩行者脚部保護性能試験などJNCAP独自の試験項目に置いてもきわめて良好な成績を収めており、日本の交通事情にも適した安全性を備えるモデルであることが証明された。
golf_air試験を実施したNASVAウェブサイトでは試験結果を公開しており、誰でも閲覧することができる。その中には試験時の動画なども添付されており、ゴルフに外部からの衝撃が生じた際、どのような変化が起こるのかをしっかりと確認することができるのも、ポイントだろう。すでに欧州のユーロNCAPで5スターを受賞しているゴルフ。日本でも世界でも、その確かな安全性が証明された結果だ。
NASVAウェブサイト
http://www.nasva.go.jp/mamoru/index.html